水切りの役割とは!【屋根&外壁塗装 古河市】
2022.04.01 (Fri) 更新
茨城県古河市の
外壁塗装 屋根・鈑金専門店
かがやき塗装工業 です。
古河市を中心に地域密着で外壁塗装や屋根塗装、防水工事などを手掛けております。
今回は、『水切り』についお話ししていきます!
目次
水切りとは
水切りの位置
水切りは基礎と外壁の間を囲んでいる仕切りの部分のことを指します。
低い位置にあるので、他の外壁部分に比べ簡単に確認することができます。
建物の外側の窓枠下などにも、水切りは施工されています。
水切りの役割
✓基礎土台の雨水による腐食を防ぐ
✓雨水が窓枠の下面をつたって壁面の汚れを防ぐ
✓室内への水の侵入を防ぐ
水切りの劣化の放置
水切りは建物の寿命を左右する場所でもあります。
水切りは、建物の上部から流れてくる雨水を受けて直接土台に流れないようにしてくれています。しかしそれだけでなく、土台や基礎への水の浸入を防ぎ建物自体の耐久性を維持するために重要な役割をしてくれています。
雨水が土台に浸入
水切りが劣化してしまうと、その役割を果たすことが出来なくなり土台に雨水が入り込んでしまいます。
一度基礎土台に雨水などが入り込むと、吸収した水は抜けにくく基礎腐食の原因になってしまいます。
シロアリ被害
腐食した基礎にはシロアリ被害のリスクも大きくなります。
水切りが傷んでいる=おうちの経年劣化が進んでいる状態
なので、劣化による外壁の隙間からもシロアリが侵入しやすいです。
建物の土台部分はシロアリによる浸食や腐食する危険性が高い部分だとされています。
メンテナンスを先延ばしにすればするほど、おうちの傷みは進行して補修費用もかさんでしまいます!
水切りの塗装は材質によって・・・
水切りの劣化を防ぐ方法としては、劣化がひどくなる前の塗装によるメンテナンスです。そのため、水切りの塗装はした方が良いといえます。
ですが、水切りの塗装をしない方が良い材質もあります。
スチール製・鉄製は塗装した方が良い
これらの材質の場合は水切りの塗装が可能です。
塗装をすることにより、サビを防水したり水切り自体の強化にも繋がります!
アルミ製やステンレス製は、塗装をあまりオススメできない材質です。
水切りの塗装は外壁塗装と同時がベストです!
耐久面、美観面、費用面の3つの観点から見て、水切りの塗装は外壁塗装と同時に行うのが最適です。
足場代の節約になりますし、外壁や屋根だけ塗装を行うと付帯部分の色褪せが目立ってしまいますので、外観が余りよく見えません。
そのため、外壁塗装をご検討の際は水切りの劣化チェックも行う事をオススメします。
今回のブログで、水切りの役割や劣化の危険性がおわかりいただけましたら幸いです(^^)
なにかお悩みやご相談がありましたら、お気軽にご相談ください!