外壁塗装のフッ素とシリコンの比較【外壁&屋根塗装 古河市】
2022.04.28 (Thu) 更新
茨城県古河市の
外壁塗装 屋根・鈑金専門店
かがやき塗装工業 です。
古河市を中心に地域密着で外壁塗装や屋根塗装、防水工事などを手掛けております。
外壁塗装で使われる塗料に「フッ素」と「シリコン」があります。
シリコンとフッ素とは、塗料に使われる樹脂成分のことです。
このふたつは、主に金額や耐久性が変わってきますが、他にも細かな特徴で差があります。
そこで今回は、このふたつの塗料の特徴をご紹介していきます!!
お家によって合う塗料はそれぞれです。フッ素もシリコンもどちらも優れた塗料ですが、ポイントを抑えてどちらの方が適しているのか、確実な塗料選びをしていきましょう!
シリコン塗料とは
シリコン塗料とは、塗料に含まれる樹脂の成分にシリコンが使われている塗料のことをいいます。
シリコン塗料は汚れが付きにくく自然環境への耐候性が高いのが特徴で、耐用年数は10~12年と全塗料の平均耐用年数の10年を超えています。
ウレタン系の塗料と比べて耐用年数と品質のバランスが良く、コストパフォーマンスに優れているといえます。
・メリット
シリコン塗料は汚れが付きにくいという特徴をご紹介しましたが、透湿性が高いことから塗膜が剥がれにくい性質を持ちます。
内部結露を防ぐ力もあるため、カビや藻、結露の対策としてシリコン塗料が選ばれることも多いです。
また、シリコン塗料にはセラミック成分も配合されていることが多いため、雨や泥を弾いてくれて、お掃除も済ませてくれます。
シリコン塗料の塗膜は約600度の熱に耐えられると言われているため、暑さの厳しい地域の外気温でも問題はありません。耐熱性に優れている点も大きなメリットだといえます。
・デメリット
シリコン塗料は汚れが落ちやすい一方で、重ね塗りする際に塗料の密着度が低くなる可能性があるため注意が必要です。
また、塗膜が硬く剥がれにくいというメリットを持つ一方で、弾性が低くヒビ割れが起こりやすいことがデメリットもあります。
塗り替え前の時点でヒビ割れが気になっているという場合はシリコン塗料ではなく、弾性のある塗料を選ぶ方が良いかもしれません。
フッ素塗料とは
フッ素塗料とは、フッ素を含んだ合成樹脂を主成分とする塗料のこと。
耐用年数は15~18年を誇り、その耐久性の高さから東京スカイツリーにもフッ素塗料が使われています。
汚れの落ちの良さが親水性の高さ、耐熱性の高さなど、クオリティが高いというのがフッ素塗料の特徴です。その分価格は高めの設定となっていますが、耐用年数の長さを考えると費用対効果は抜群といえます。
外壁よりも劣化の早い屋根において、特にフッ素塗料が選ばれるケースが増えてきています。
・メリット
フッ素塗料のメリットは、なんと言ってもその耐久性の高さです。塗り替えの頻度を少なくしたい方や、一度の出費が大きくてもランニングコストを抑えたいという方にはおすすめです!!
親水性の高さから付着した汚れを洗い流してくれるため、綺麗な外壁を保ちやすいこともメリットのひとつです。
また、シリコンよりも結合力が強いことから、紫外線に強いというのもフッ素塗料のメリットといえます!紫外線に強い性質は断熱性とは異なりますが、日々紫外線を浴びることによる劣化を防ぐことができます。
・デメリット
フッ素塗料は耐久性が高い一方で、塗膜が硬いため外壁のひび割れに追従できず、表面にもひびが割れてしまうことがあります。
家は地震や強風、車の振動などによって、常に動いている状態だといえるので、追従性がないというのはデメリットだといえます。
耐久性が高い分、費用も高いため敬遠されやすく、一般の戸建てへの塗料としてはまだそこまで一般的ではありません。
施工できる業者が限られているため、フッ素塗料を希望している場合は業者選びも重要になってきます。
まとめ
外壁塗装を検討する際、塗料選びに悩まれる方はいらっしゃるとおもいます。
今回はシリコン塗料とフッ素塗料についてご紹介してきましたが、それぞれの特徴や耐用年数、費用が異なります。
かがやき塗装工業で実際に使用している塗料や実際の事例なども是非参考に為ながら選んでみて下さい!
次回は、弊社で人気の無機塗料についてご紹介します!
お読みいただきありがとうございました(o^^o)♪