庇・霧除けの塗装について【外壁&屋根塗装 古河市】
2022.07.17 (Sun) 更新
茨城県古河市の
外壁塗装 屋根・鈑金専門店
かがやき塗装工業 です。
古河市を中心に地域密着で外壁塗装や屋根塗装、防水工事などを手掛けております。
今回のかがやきブログでは、庇・霧除けについてご紹介します!
庇・霧除けとは
庇と霧除けは呼び名が異なるだけで、全く同じ箇所のことを指します。
窓や玄関などの開口部の上に設けられた張り出している小さな屋根のことです。(写真参照)
この庇があるのとないのでは、お家の利便性が大きく変わってきます。
ここからは庇(霧除け)のメリットについてご紹介します。
庇(霧除け)のメリット
1.夏場の日除け効果!
庇は太陽光を遮り、日陰を作ってくれます。
そのおかげでお部屋に直射日光の差し込む量が減り、室内の温度上昇を抑えてくれるほか、室内のさまざまなものの日焼け防止にも役立ちます。畳や床、カーテン、家具などの日焼けによる色褪せも抑制してくれます。
2.雨でも窓を開けられる/雨の吹き込みをある程度防止する
庇(霧除け)の大きさにもよりますが、風が強くなく、小雨程度であれば窓を開けることができます。
雨でも室内の空気の入れ換えをできるのはうれしいですよね。
これは、庇があるお家ならではの特典です(^^)
3.窓や玄関、外壁などに汚れが付きにくい
庇は雨を遮るため、窓や玄関、外壁に雨水が直接当たる機会も少なくなるため、庇がないお家に比べると、必然的に汚れづらくなります。
また、庇があることにより、窓枠を伝う雨漏りも少なくなりますので、その跡も付きにくくなります。
紹介した3つのように、庇にはうれしいメリットがたくさんあります!
少し専門的なお話しをすると、「サッシや玄関のシーリングされている部分から雨漏りしにくくなる」というメリットもあります。サッシや玄関のシーリング部分に直接雨が当たることを防ぐため、その部分から雨漏りする可能性が低くなります。
また、シーリングに紫外線が直接当たることも防いでくれるため、劣化もしにくくなります。
このようにメリットの多い庇ですが、デメリットもあるのが事実です。
庇(霧除け)のデメリット
雨漏りの原因になり得る
庇の形状をみると、ほとんどのものが勾配が少ないことがわかるかと思います。
サイズが屋根のように大きくないため問題となることは少ないですが、排水性が高いとはいえません。
庇の上側、下側、横側、外壁の取合い部分のシーリング、庇の表面の下の防水紙、このような部分が傷んでくると、雨水が浸入し始めます。
「サッシや玄関周りのシーリグされている部分から雨漏りしにくくなる」というメリットがある一方、実は庇自体が古くなってくると不具合の発生、そして雨漏りの原因へとなり得るのです。
また、庇と外壁の境目の部分はクラックが入りやすく、そこから雨が侵入してしまうこともあります。
そして、庇の雨漏りの特徴として、雨水が外壁と内壁の間に染みていくため、なかなか発見しづらいというのがさらなるデメリットです。
築年数がかなり経過しているお家の場合、庇の骨組みがしっかり組まれており、なおかつ柱などに取り付けられている可能性もあります。腐食が進化してしまうと、内部の構想隊まで補修しなければならず、かなり大規模な工事になってしまいます。
庇が原因で気づかないうちに雨漏りが進行していたというケースは十分にありますので、注意が必要です。発見しづらいだけに、気づいたらかなり進行していたと言うことも多いのです。
庇の塗装によるメンテナンス
庇の不具合や劣化を防ぐには塗装によるメンテナンスが必要です!
顕著な傷みが見られなくても、10年に1度は「塗装」によるメンテナンスをオススメします!
一般的な戸建て住宅の場合、庇の表面には板金が使われていることが多く、ほとんどはガルバリウムやトタン、アルミです。トタンやガルバリウム製で塗装されている場合は、再塗装をすることで錆から鋼板を守ります。
庇の塗装の手順としましては、
ケレンで下地調整→下塗り→(中塗り)→上塗り
という順で施工していきます。
板金に傷みや不具合が見られる場合はカバー工法、また下地にまで不具合が見られる場合は下地まで張り替えを行うなどのメンテナンスが必要です。
また、傷みが激しく、左右の高さが違ってしまっていたり、腐食が進み崩落してしまいそうなどの場合は、庇自体の取り替えが必要となる場合もあります。
素材を傷めず、大切に暮らすために塗装による定期的なメンテナンスを忘れないように実施していただきたいです!
塗装によるメンテナンスは、外壁塗装と同時に行う事がほとんどです。
気になることがありましたら、お気軽にご連絡くださいね♪♪
弊社では、劣化診断、ご相談、見積提出 すべて無料となっております!
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