ケレン作業ってどんなことするの?【外壁&屋根塗装 古河市】
2022.07.19 (Tue) 更新
茨城県古河市の
外壁塗装 屋根・鈑金専門店
かがやき塗装工業 です。
古河市を中心に地域密着で外壁塗装や屋根塗装、防水工事などを手掛けております。
外壁塗装に外せない作業のひとつに、「ケレン作業」というものがあります。
今回は、この「ケレン作業」についてご紹介します!
「ケレン作業」って?
ケレン=清浄な被塗面をつくること
ケレン作業とは、主にトタンや屋根などの鉄部分の塗装をする前に、汚れや錆を落とす作業のことを指します。
これは、塗料の密着度を高めるために傷をつける作業としてとても重要な作業です!
建築現場では「素地ごしらえ」「下地処理」などと言う言葉も使われていますが、基本的に行う作業は同じです。
塗装で行われるケレン作業は、鉄部以外に木部などでも行われます。
ケレン作業の重要性
ケレン作業は、塗料を密着させることが目的であり、ケレン作業なしではさまざまな問題が生じてしまいます。
ケレンを行う目的として、「塗布面の整調」と「付着性の向上」のふたつがあげられます。
「塗布面の整調」は、上記に記載した通りで、塗料を塗る前に塗る面を整えることです。
塗料は、構造物や建築物をさびや汚れといったダメージから保護するために施されます。その効果を最大限に発揮するためには、塗膜が被塗面にしっかり密着している必要があります。
そのためには、塗布の前に、錆・塩分・水分・ゴミ・粒子などなど、不要な付着物をできる限り取り除く必要があります。特に鉄部では、錆が進行しないように取り除くことがケレンの目的となります。
「付着性の向上」は、被塗面に凹凸をつけて、塗料の付着をよくすることです。
少し専門的なお話しなってしまいますが、材料表面の微細な凹凸に塗料を入り込ませてしっかり定着させることをアンカー効果といいます。この機械的性質を利用して、塗膜を長期間、美しくキープさせます。余分な汚れを取るのと同時にわざと被塗面に凹凸をつけていくこともケレンのもうひとつの目的です。
ケレンにはこのような目的があり、ケレンをしなかったり、不十分のまま塗装を行うと塗装をキレイに仕上げることが困難になります。
それだけでなく、せっかく塗料や錆止め塗料を塗っても、その耐久性は低く、塗装して数ヶ月後には塗料が剥げ落ちたり錆が発生する、というようなこともあり得ます。
ケレンをしないと、仕上げや効果、そして耐用年数に悪影響を及ぼすのです。
このような事態を防ぐためにも、ケレン作業は塗装において必要不可欠なのです。
今回のブログではケレン作業についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ケレン作業の重要性を少しでもわかっていただけたら幸いです(^^)
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