養生の意味とは?【外壁&屋根塗装 古河市】
2022.04.04 (Mon) 更新
茨城県古河市の
外壁塗装 屋根・鈑金専門店
かがやき塗装工業 です。
古河市を中心に地域密着で外壁塗装や屋根塗装、防水工事などを手掛けております。
今回のかがやきブログでは外壁塗装における「養生」について解説していきます!
外壁塗装における養生とは?
外壁塗装など建築用語での養生とは、工事現場で建物の「保護」を目的とした作業工程のひとつです。家やビルなどの建物をビニールシートやメッシュシートで覆い、建物を守ります。
養生の役割は、塗料の飛散を防ぐことです。
外壁塗装における養生は、塗装しない建物の部分に塗料が飛び散るのを防ぎます。作業の過程で塗料が飛散したり、はみ出したりしてしまわないようにあらかじめ養生を施すというのが基本です。
養生作業で使用する物
養生作業で使用する道具にはたくさんの種類があり、用途に合わせて使い分けます。それぞれの道具とその特徴をご紹介します。
【養生用ポリシート】
窓や窓枠などを塗料から保護する際に使用します。
一般のビニールとは異なり、付着した塗料が乾燥しても塗料が剥がれ落ちにくいため周囲が汚れにくくなります。
【マスキングテープ】
養生用ポリシートを窓や窓枠に貼る際や、コーキングの充填の際に使用します。
粘着力が弱いため、家具を傷つけたり汚したりすることがありません。マスキングテープの代わりに手切れ性の高い養生カットテープを使用することもあります。
【マスカー】
養生用ポリシートとマスキングテープ両方の役割を果たす優秀な道具です。
【ノンスリップマスカー】
床の養生に使用されます。マスカーに滑り止めの機能が加わっていることが特徴です。
壁や窓を塗料の飛散から防ぐマスカーは便利ですが、滑りやすいため足下の養生には向いていません。そのため、滑りにくいノンスリップマスカーを使用します。
【ブルーシート・布カバー】
広い範囲の養生を目的とした場合に用います。
【飛散防止ネット】
家全体を覆うことが目的のメッシュシートです。
足場の設置と同時に施され、完成の際に取り外されます。高圧洗浄の際の水はねや塗料の飛散を防ぎます。
養生作業
養生作業の工程を外壁塗装の大まかな流れに合わせて見ていきましょう(^^)
1.足場と飛散防止シートの設置
足場の設置後に、廻りに飛散防止シートを張ります。外壁塗装は刷毛とローラーでの塗装が主流ですが、それでも塗料の飛散を防ぐことは難しいため、飛散防止シートの設置は必要不可欠です。
2.外壁の洗浄
3.下地処理
4.養生
先述した養生専用の道具を使い、壁・ドア・窓を塗料から守る工程です。
どんなに気をつけていても、塗料は少なからず飛び散ってしまいます。外壁塗装において、養生は非常に重要な作業です。
5.下塗り
6.中塗り
7.上塗り
8.養生取り
外壁塗装のみの場合、ここで養生を取り払います。箇所によっては、事前に取り払うこともあります。
マスキングテープやポリシート、ブルーシートを丁寧に剥がし処理します。
9.確認作業
10.足場解体
養生は家を守る大切な工程です!
養生をしっかりと行わないと、窓や扉に汚れが付き、見た目を悪くしてしまいます。
ここまで外壁塗装における養生についてご紹介してきましたが、養生がいかに大切な工程かを知っていただけたら幸いです(^^)
お読みいただきありがとうございました!