サイディングがひび割れる理由!【外壁&屋根塗装 古河市】
2022.06.08 (Wed) 更新
茨城県古河市の
外壁塗装 屋根・鈑金専門店
かがやき塗装工業 です。
古河市を中心に地域密着で外壁塗装や屋根塗装、防水工事などを手掛けております。
「ぶつけてもいないのに、サイディングにひび割れが・・・」
皆様、このような経験はありませんか?
大切なお家の外壁が割れていたら心配になってしまいますし、原因も心当たりがなくて不安になっている方もいるのではないでしょうか。
実は、サイディングはどんなお家でもひび割れてしまう可能性があります。
経年劣化やお家の構造など、なかなか避けられない理由が原因で起こってしまうのです。
ただ、原因をきちんと把握しておけば、ひび割れを予防することができます!
そこで今回は、サイディングにクラック(ヒビ割れ)が生じる原因について紹介していきます!
さらに、適切な補修方法から、主要な原因に対しての根本的な解決方法も解説していきます。
まずは原因を知って不安要素を減らし、正しい処理をしてサイディングを長持ちさせましょう(^^)
ぜひ、最後まで読んでみてください!!
目次
サイディングがひび割れる原因
1.雨や紫外線による劣化
サイディングの外壁は何年も紫外線を浴び続けると、表面の塗膜が劣化して防水効果を失い、水を吸う状態になってしまいます。
すると、雨の日などに水を吸って膨張、晴れて乾いた際に収縮、という動きを繰り返して、少しずつ負荷がかかり、いずれひび割れを起こします。
このような紫外線が原因のひび割れは特に、日の当たる南面や外壁の釘周辺にできやすいです。
2.地震の振動による劣化
サイディングは、地震に強い外壁材ですが、大きな揺れのときには、歪みに耐えきれずひび割れがはいってしまうこともあります。
しいて言えば、先にご紹介したサッシ周りや釘周りは歪みも起こりやすく、地震の揺れでも影響を受けやすいです。
他の原因のひびと見分けることは難しいですが、大きな地震の後に見覚えのないひび割れがあったら、地震が原因かもしれないと考えておきましょう。
3.サッシの重みや開閉による振動
実は窓サッシは非常に重く、ひび割れの原因になり得ます。
サッシの下側の外壁には常に負担がかかっており、他の場所よりもひび割れを起こしやすいです。
また、窓は日々開け閉めしますが、これを繰り返すことで少しずつ衝撃が蓄積され、周辺のサイディングがダメージを受けます。
窓サッシが原因で起きるひび割れは、特にサッシの四隅にみられます。
お家の窓サッシ周辺をみると、もしかしたらひび割れているかもしれません。ぜひ一度、お家の周りをぐるっとまわって確認してみてください。
ひび割れ放置の危険性
ひび割れは、放置するとお家にとって重大なリスクが発生するため、どんなに小さくても見つけ次第早めに直すようにしましょう。
ここではその危険性について具体的に紹介します!
1.凍害現象
ひとつ目は、凍害を起こしてひび割れが更に大きくなってしまうという被害です。
そもそも凍害とは、小さいひび割れに入った水が中で凍結・膨張し、膨らんだ氷に内側から圧迫されて、外壁が割れてしまう現象のことです。
【凍害の起こるメカニズム】
1ひび割れや隙間に水分が入る
2中で水分が凍結し、膨張する
3氷に圧迫されて、外壁が割れる
凍害は上記のような流れで起こります。
水は凍ると、10%ほど体積が増えるため、もともと小さかったひび割れがさらに大きくなってしまいます。
ひと冬の間で何度も凍結を繰り返すことで、大きな被害になる可能性もあります。
大きなひび割れが起こると、サイディング自体の張り替えが必要になり、雨漏りしてしまった場合、内部の木材の交換工事も必要になります。
大規模な工事になってしまわないように、ひび割れは小さいうちかに対処することが大切です。
2.シロアリ被害
どんなに小さなひび割れでも、水は浸入してしまいます。
外壁のひび割れから水が浸入すると、お家の中の木材が湿った状態となるため、湿った木が好物のシロアリが寄ってきてしまう恐れがあります。
シロアリは、柱などの木材を食べてボロボロにします。それにより、お家が弱っていき、地震などの際に倒壊してしまうほどの被害を及ぼすこともあります。
シロアリの侵入を防ぐためにも、水の進入口であるひび割れはきちんと補修するが必要があるのです。
3.補修跡が目立ち、将来的にクリア塗装ができなくなる
サイディングのひび割れは放置すると、将来的にクリア塗装ができなくなります。
なぜなら、ひび割れの補修跡がそのまま見えてしまい、見た目が非常に悪くなる可能性があるからです。
クリア塗装とは、外壁の色柄を残すことができる透明な塗料のことです。
最近はタイル調、石材調などのオシャレな模様のサイディング住宅も多いので、築10年前後の塗装の場合はクリアを選ぶ方もいらっしゃいます。
しかし、クリア塗装は、ひび割れの補修跡が見えてしまうため、ひび割れが目立つ外壁の場合はどうしてもクリア塗装が難しくなってしまいます。
根本的な解決には塗装が必要
外壁のひび割れを根本的に解決し、今後ひび割れを起きにくくするためには、補修後の塗装が必要です。
ひび割れの1番の原因は、紫外線や雨水の劣化ですが、ひび割れの補修のみ行っても、外壁全体を紫外線や雨から守ることができないのです。
そのうちまた別の箇所がひび割れし、何度も繰り返し補修することになってしまいます。
しかし外壁全体を塗装することで、塗料が紫外線や雨を外壁から守ってくれるため、ひび割れしにくい状態にしてくれます。
ひび割れの補修は、できる限り外壁塗装とセットで行ないましょう。
取り急ぎ、補修だけを行なった場合も半年~1年以内には外壁塗装を行う事をオススメいたします!
外壁のひび割れは、放置しても良いことはありません。
見つけた専門の業者に点検してもらい、補修と外壁塗装の提案をもらうようにしましょう。
いかがだったでしょうか?
ひび割れは放置すると、雨水が入り込むだけでなく、外壁自体を痛め、お家の寿命を縮めたり、美観を損ねてしまう原因となります。
これらのリスクをなくすために、ひび割れを見つけたら早急に補修するようにしましょう。
また、根本的な解決には補修後の塗装が必要ということもおわかりいただけましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!(^^)