破風の塗装【屋根&外壁塗装 古河市】
2022.04.15 (Fri) 更新
茨城県古河市の
外壁塗装 屋根・鈑金専門店
かがやき塗装工業 です。
古河市を中心に地域密着で外壁塗装や屋根塗装、防水工事などを手掛けております。
今回は、 破風の塗装 についてお話ししていきます!
外壁塗装や屋根塗装の御見積り書に、「破風 塗装」と記載されているのをみて
「破風ってどこ?」「本当に塗装は必要なの?」
と疑問に感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
破風とは、屋根の側面に付いている板のことです。
こちらの写真で塗装している部分です!
目線よりかなり上の部分にあるので、普段の生活では気にされない方がほとんどですよね。
ただ、破風は紫外線や風の影響を受けやすいため、塗装などのメンテナンスが必要です。
今回は破風の塗装の必要性について、3つに分けて理由をお話していきます!
目次
破風の塗装は必要!3つの理由
1.破風字体の劣化を防ぐため
ひとつめの理由は、塗装することで破風自体の劣化を防ぐためです。
破風はほとんどの場合、「ケミカル板」か「木材」でできています。
どちらの種類も、水を吸うようになると素材自体がボロボロになって劣化してしまうので、塗装して防水機能をもたせることが大切です。
塗装を行わず放っておいてしまうと、最終的には塗装ではなくカバー工事や交換工事が必要になってしまいます。そうなると、費用も2~4倍ほどかかってしまいます。
メンテナンス費用を抑えるためにも定期的な塗装を行いましょう!!
2.雨漏りのリスクをなくすため
ふたつめの理由は、雨漏りのリスクをなくすためです。
破風は、劣化して水を吸い込むようになると、膨張と収縮を繰り返し、変形してしまいます。
歪んで隙間ができると、そこから水が入り軒天や屋根裏に水が入り込んでしまう恐れがあります。
水が破風から軒天に浸透し、さらに家の中に入り、2階の部屋の天井が雨漏りをしてしまった、という事例も実際にあります。
雨漏りを発生させないためにも、破風を塗装して水を吸い込ませないようにしましょう!!
3.綺麗な見た目の維持のため
最後の理由は、美観面です。
切妻屋根などの破風が見えやすい造りの家は特に、破風が劣化しているままだと美観が損なわれてしまいます。
また、劣化したあとに塗装を行っても、結局は補修の跡や凸凹が目立ってしまうので、表面が劣化する前に塗装することが大切です。
切妻屋根とは屋根の形状のひとつで、下記のような形の屋根です。
切妻屋根の場合、破風が紫外線や風で傷みやすく、また劣化が目立ちやすいです。
破風塗装の費用相場
破風塗装の費用相場は、およそ1,000~1,300/mです。
基本的には2回塗りですが、下地の状況によっては下塗り剤を1回塗布してから、上塗りをする3回塗りの場合もあります。
また、破風の塗装にも足場が必要です。
そのため、外壁塗装や屋根塗装と同時に塗装を行う事をオススメします!
DIYでの塗装はNG!
破風をご自身で塗装するのは危険ですし、素材によって選ぶ塗料も変わるため専門的知識・経験が必要なためオススメしません。
失敗すると、仕上がりも悪くなってしまうので、破風の塗装はプロに依頼しましょう!
破風塗装の注意点
破風を塗装する際に注意するポイントを3つご紹介します!
注意点を知っておくことで業者との打ち合わせもスムーズにいきますし、要望も伝えられます。
塗装を行う前に確認しておきましょう!
1.下地処理を行ってから塗装する
破風が劣化している場合、下地処理としてケレン(平らになるように表面を削る)作業や補修などを行ってもらうように打ち合せをしておきましょう。
下地処理をしっかり行うことで塗料が密着しやすくなり、剥がれにくくなります。
また板のつなぎ目のコーキングも紫外線で劣化するので、塗装前に打ち替えが必要です。
2.素材に合った塗料の使用
破風は、お家によって建材が様々です。
特に金属の破風は「スチール」や「塩ビ鋼板」などいくつか種類があるので、素材に合った塗料を使用してもらわないと不具合が起こる場合があります。
見積りの際にどんな塗料を使用するかは確認しましょう!
3.傷みがひどい場合は、塗装ではなくカバーか交換
破風が欠けていたり、ヒビ割れしている場合は、塗装では無く上からカバーする工事、もしくは新しいものに交換する工事を選びましょう。
軽度のヒビであれば、補修して塗装することもありますが、あまりにも補修の面積が大きいと、塗装後も補修の跡が目立つ恐れがあります。
特に見た目が気になる方や、長く持たせたい方はカバー工事や交換工事をオススメします!
破風の色
破風を塗装する際、色は雨樋に合わせるのがオススメです!
附帯(屋根・外壁以外の細かな部分)の色を合わせると、家全体にまとまりがでます。
基本的には家を建てたときと同じ色を維持して塗装される方も多いですが、破風の色を変えたい方は、破風だけで無く全体のバランスを見て選んでみてください(o^^o)
破風の塗装が剥がれたときの対処法
破風を塗装したあとに塗料が剥がれてきたときは、塗装の専門業者い点検してもらい、原因を調べてもらいましょう!
羽布が塗装後に剥がれてしまう原因には①素材の劣化が進んでいた②塗料の選定ミス③施工不良があります。
この中でも①素材の劣化が進んでいたことによる剥がれが最も多いです。
表面の劣化のみの場合は、下地処理を十分に行って再塗装することも可能です。
ただし、補修跡などは塗装後に多少残ってしまうので、見た目が気になる場合は、上から新しく板金をかぶせるカバー工事か新しい破風に交換する工事を行いましょう。
今回は、破風の塗装についてご紹介しました!いかがでしたでしょうか?
普段はあまり気にならない破風ですが、いかに必要であるかがおわかりいただけましたでしょうか(^^)
お家全体の劣化に繋がってしまう前に、メンテナンスをしてあげてくださいね!
最後までご覧下さりありがとうございました!(*^O^*)